fuRo副所長 友納正裕
ロボットが自律的に行動するための環境認識の研究に従事。ロボットが環境中の物体や場所を認識し、知識として構造化して高度な動作に結びつけることに興味をもち、そのための研究を積み上げている。これまで、画像で認識した家具をランドマークにして移動するロボット、レーザスキャナによる地図生成と大域自己位置推定、画像からの物体の三次元モデル生成と認識、ステレオカメラによる三次元地図の生成などの研究開発を行った。実世界情報処理の研究では理論と実験の緊密な連携が不可欠と考え、年間に数万行の研究用プログラムを自ら作成する。
略歴
博士(工学)。1960年、北海道生まれ。1985年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。1985~1999年NEC。2002年筑波大学大学院工学研究科知能機能工学専攻博士課程修了。2002年~2006年科学技術振興機構さきがけ研究者。2006~2007年東洋大学准教授。2008年4月より千葉工業大学未来ロボット技術研究センター副所長。
参考
- 2002年,2004年,2009年ロボティクスシンポジア優秀論文賞受賞
- 2005年第19回日本ロボット学会論文賞受賞
- 2003年度 計測自動制御学会システムインテグレーション部門奨励賞